【理想の枕探し】洗濯機で丸洗いOK。
スタッフが惚れ込んだ “へたらない” 枕とは?
北欧、暮らしの道具店「BRAND NOTE」2020 Vol.2
(この記事は、『北欧、暮らしの道具店』で公開された記事です)
「今使っている枕は、自分にぴったり」。そう胸を張って言える理想の枕になかなか出合えない……。そんな悩みを抱えている人は、案外多いのではないでしょうか。
「北欧、暮らしの道具店」編集スタッフの齋藤さんもその一人です。
齋藤さん:
「枕が頭や肩に合わないなあとずっと思っていました。気づくとすぐにぺったんこになっているし、朝起きるとなんとなく肩こりがするのが悩み。
ずっとモヤモヤしつつも、買い替えのタイミングも、どんなものを選べばいいのかも分からず、気がつけば10年近く同じ枕を使っています」
そんな齋藤さんが今回使ってみたのは、北欧・デンマーク発の寝具ブランド「ノルディック スリープ」の枕。心地よい眠りのために考え抜かれた機能を持つ枕は、果たして齋藤さんが自分にぴったりと思える「理想の枕」になったのでしょうか。
頭の形に沿ってくれるから、ラクな姿勢で眠れます
夫と6歳、4歳の子どもと4人暮らしの齋藤さん。毎晩、家族4人で寝ています。ノルディック スリープの枕を試してみて3週間、使い心地を聞いてみました。まず驚いたのはその感触だといいます。
齋藤さん:
「軽くてふわふわなんですね! 弾力もあって、ぎゅっと押してもぽんと戻ってくる感覚が心地よいです。
寝ている時もすごく気持ちいいです。仰向けで寝ても横向きで寝ても十分に包み込んでくれるボリュームに安心して眠れます。
どの向きで寝ても、頭を乗せたところはちゃんと頭の形に合わせて凹んでくれて、なおかつ周りはふわふわ。枕に埋もれている感覚が至福です。ラクな姿勢で眠れるおかげか、朝起きた時の肩こりも楽になりました。
これまでは頭の後ろに熱がこもってモワッとすることがあったのですが、それもなく、さらっと快適です」
ふわふわ感としなやかさをを生み出す独自素材
▲軽くてしなやかなフォスフレイクス。ホコリやダニの原因となる動物性素材を一切使っていないのもポイント
ふわふわの感触と弾力を生み出しているのは、枕の詰め物に使われている独自素材の「フォスフレイクス」。
ポリエチレンとポリエステルに特殊加工を施したこの素材は、空気を取り込む力に優れているため、常にふわふわの状態をキープできるのです。
独自素材フォスフレイクスは通気性がよいため、頭を乗せても熱がこもりにくいのも特徴。
同時にしなやかさも備えているので、頭の形や向きに合わせて枕がフレキシブルに凹んだり形を変えてくれます。
「朝起きると枕がぺったんこ問題」が解消しました
▲起きた後は少し凹んでいる枕も、上下に数回振ればすぐ元どおりのフカフカに。
齋藤さん:
「嬉しかったのが、これまで枕を目にするたびに残念な気持ちになっていた “ぺったんこ問題” がなくなったこと。
起きてしばらくすると元のボリューム感に戻っているし、数回振りさばくだけで驚くほどフカフカになるんです」
枕の両端を持って数回上下にふるだけで、詰め物である独自素材フォスフレイクスが空気を取り込み、ふっくらした状態によみがえります。
齋藤さん:
「フカフカの枕がベッドに並んでいるのを見ると、それだけで嬉しい。早く寝たい!という気持ちになりますね」
この独自素材を使ったノルディック スリープの枕には、さまざまなニーズに応じて選べるよう、いくつかの種類があります。
基本の3種類は、低めで柔らかいつくりの「ミディアムロー」、もっとも標準的な硬さと高さの「ミディアムハイ」、しっかりとした高さと硬さのある「ファーム」。
女性におすすめなのは「ミディアムロー」。低めで柔らかい設計のため、あごをひかない自然な寝姿勢に導き、首のしわを抑制することにもつながるのだそう。
齋藤さんも「ミディアムロー」をチョイス。無理のない姿勢で気持ちよく眠れているようです。
さらには肩や首のこりに悩まされている人向けの「カイロプラクティック」も。 人間工学に基づいて設計されていて、頭の部分が少し沈む構造です。これにより枕のカーブに沿って首が少しのびて、首の自然なアーチを保ちやすくなっています。
▲肩や首が慢性的にこっている人におすすめの「カイロプラクティック」。現代人に多いスマホ首やストレートネック防止にもなるつくり
齋藤さん:
「これも試してみたのですが、仰向けに寝た時に身体が自然とまっすぐになる感覚があり、とても心地よかったです。横向きになったときも、枕が首と肩の間にすっとはまりました」
汗、埃、ダニ……衛生面の悩みも洗濯機で洗い流す
ノルディック スリープの枕のもうひとつの特徴は洗濯機で丸洗いできることです。齋藤さんも、2週間ほど使った後、さっそく洗ってみることに。枕本体の生地を保護するために、枕カバーをつけたまま洗うのがおすすめだそうです。
齋藤さん:
「ネットに入れる必要もなく、カバーをつけたままというのは本当に手軽です。脱水が終わって蓋を開けた瞬間からふっくらボリュームがある姿だったのには驚きました」
▲60度以下のお湯洗いもおすすめ。衛生やボリューム感を保つ上で効果的。60度以下の乾燥機にもかけられる。干す際はカバーを外すと乾きやすい。
繰り返し洗っても機能が失われる心配はなく、むしろボリューム感や弾力性がよみがえります。
齋藤さん:
「半日ほどベランダで干したらしっかり乾きました。洗い立てのにおいも気持ちいいし、さらにフカフカになった姿を見て、その晩は寝るのがことさら楽しみでした。
頭に汗をかくことは暑い時期などは特に多いので、気になったタイミングで洗えるのは魅力的です。使う度に洗えるなら、来客用の枕にもいいなあと思いました」
▲高密度コットン100パーセントのカバーはさらっとした肌触り。着脱用ファスナーは肌触りを考えて樹脂製になっているほか、肌を傷つけたり髪を巻き込んだりしないよう、取っ手をつけない配慮がされている
アレルギー対策も万全だから、安心して使えます
▲繊維製品の国際的な安全基準エコテックス®の認証を取得。有害な物質を一切使用せず、環境保護基準に従い製造されている
独自素材フォスフレイクス自体、ほこりが付きにくいつくり。また、外側に使われている生地も高密度のコットン100パーセントで作られていて、ダニの侵入を防いでくれます。
日本アトピー協会の認証も得ているなど、あらゆる面からアレルギーへの配慮がなされているのです。
齋藤さん:
「長男は肌が比較的弱いので、枕を清潔に保てるのは嬉しい。自分たち夫婦はもちろん、子どもたちのことを考えると衛生面やアレルギーへの配慮が徹底されているのは大きなポイントです」
清潔さと寝心地を自分でつくれるのが、枕の新しいスタンダード
ノルディック スリープの枕を使ってから、枕に対する考え方が変わったと齋藤さんはいいます。
齋藤さん:
「洗ったり手を加えられる洋服や日用品とは違って、枕は衛生面や使い心地が気になっても、自分ではあまりコントロールできないものだと思っていました。
ノルディック スリープは、振りさばいたり洗濯機で洗ったりすることで、清潔さやフワフワの感触をキープできる。”自分の手で寝心地や清潔を作れている” という実感があるから安心して気持ちよく使えます。
これまで意識の隅に追いやっていた枕が、眠る楽しみをもたらしてくれる存在、愛着を持てる存在に変わりました」
健やかに過ごすには質のいい睡眠が不可欠だというのは、年を重ねるごとに実感していること。だからこそ、毎晩使う枕をおざなりにせず、しっかりと選びたいと齋藤さんの話を聞いていて思いました。
体にやさしく、清潔さも気軽に保てるノルディック スリープは、家族や自分の健康を支えるための心強い味方になってくれるはず。私もぺたんこ枕を卒業して、ノルディック スリープを自分のスタンダード枕にしてみようと思います。
▲枕はシンプルなデザインの専用バッグに入って届けられます。従来のグリーン(左)のバッグから、サスティナブルな素材でできたホワイトバッグ(右)へと順次切り替え中

ABOUT NORDIC SLEEP
北欧流の豊かな眠りを世界に
北欧の人たちは、人生に多くのことを求めます。昼夜を問わず求めるのは、「シンプルさ」や「美しさ」、「心地よさ」です。独自のライフスタイルを確立しつつも、さらにその理想を追求。変化に富む気候にも適応するため、理想とする睡眠も季節によって異なります。
私たちはこうした-北欧流の豊かな眠り-の知見を、世界各地のどのような気候でも、ぐっすりと眠ることをサポートする高度な技術へと昇華させました。北欧では、光り輝く霜や、雲一つない空、熱波、湿気や乾燥、気温の上昇と低下、高気圧と低気圧……など、四季の変化がはっきりしています。私たちはこのようなすべての気候の変化を考慮。ユーザーそれぞれに合う北欧流の豊かな眠りを実現するため、精密に設計した豊富な製品ラインアップで、あらゆるニーズに対応し、心地よさとリラクゼーションをお届けします。

- 齋藤 あゆみ
- ECサイト「北欧、暮らしの道具店」の運営会社クラシコムに入社して10年目。WEBサイト上で販売される商品ページの作成や、日々更新される読み物の企画編集を行うエディトリアルチームのマネジャー。プライベートでは6歳男の子&4歳女の子の母。キャンプと自転車に家族で熱中している。
- 「北欧、暮らしの道具店」 スタッフ 齋藤さんのRelax Item
- ・ノルディック スリープ ピロー, ミディアムロー

- ライター 嶌陽子
- 編集者、ライター。大学卒業後、フリーランスでの映像翻訳や国際NGO職員を経た後、2007年から出版社での編集業務に携わる。2013年からフリーランスで活動を始め、現在は暮らしまわりの記事や人物インタビューなどを手がける。執筆媒体は『クロワッサン』(マガジンハウス)、『日経ウーマン』(日経BP社)など。プライベートでは1児の母として奮闘中。

- 北欧、暮らしの道具店 特集掲載はこちらから
- https://hokuohkurashi.com/note/216317
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