Natsuko's Diary Vol.4
芸術の秋、旅先での過ごし方。

デンマーク・コペンハーゲンを拠点に世界で活躍するモデルのナツコさんが、
くらしと、北欧のカルチャーと、ノルディック スリープにまつわる日記をお届けします。

うだるような暑い夏が終わりようやく過ごしやすい季節になってきた。
デンマークは夏が終われば急に冬になったような寒さに切り替わる。
比較的雨や曇りの頻度が増えてきて、北欧らしい気候になってきた。
北欧の冬はネガティブなイメージで捉えられがちだが
自然豊かな国の冬は深呼吸したくなるほど空気も透き通り、
凛とした冷たさが神秘的で美しいのだ。

芸術の秋、旅先での過ごし方。

今年の夏は東京もデンマークも例年より暑かったこともあり、
普段より長めの夏休みをとった。
そのおかげで休み明けは、仕事モードに切り替えるのに
やや時間がかかりスロースタートになってしまったが、
涼しくなってくると集中力や食欲、芸術に対する意欲も高まってくる。
仕事で色んな国に行くことが多いこの時期は、せっかく訪れた国で時間さえあれば
その土地のナイスな人々や食、アートについて調べ足を運ぶのが楽しみとなっている。

芸術の秋、旅先での過ごし方。

先日撮影でパリに訪れた際に、今年の四月頃オープンした美術館
Atelier des Lumières(アトリエ・デ・ルミエール)へ行ってきた。
プロジェクションマッピングでグスタフ・クリムトの作品を
壁や天井、床全体に渡って映しだすというもの。
もちろん実際に描かれた絵の迫力に勝るものはないと思うが、
クリムトの作品がプロジェクションマッピングと相性が良いようで、
まるで自分もその物語の世界に身を置いたような感覚になった。
絵を鑑賞するのとはまた違った新しい感覚だ。

芸術の秋、旅先での過ごし方。

ちょうどパリはデザインウィークの真っ只中で、フランス人アーティストの友人、
「ロールリーヌ・ガリオ」が行うエキシビションに訪れてみた。
彼女は主にipadや3Dアニメーション、3Dプリンタの技術を活用して
いろんなヒトやモノとコラボレートし、
アートピースやインダストリアルデザインまで幅広く手がけている。
今回のエキシビションでは、主に絨毯などを作るテキスタイルカンパニーの
Balsanとコラボレートした作品が展示されていた。
こちらの絨毯のデザインは、ipadによるハンドドローイングでデザインされたもの。

芸術の秋、旅先での過ごし方。

こちらは3Dアニメーションでデザインし、3Dプリンタによって作成されたアートピース。
どちらの作品も、ipadや3Dプリンティングという機械的な響きとは程遠く、
手作り感や魂のこもった愛らしさが溢れている。

芸術の秋、旅先での過ごし方。

パリの後にドイツのデュッセルドルフへ。
デュッセルドルフは日本人に始まってアジア人が多く住む街として知られている。
至る所に日本食やアジアンレストラン、スーパーマーケットなどが点在しており、
デパートの佇まいはなんだか昭和の日本のような印象だ。
そんなどこかホッとするデュッセルドルフには、ナイスな美術館がいくつかある。
そのうちの一つ「K21州立美術館」を再訪した。
こちらの美術館はアート好きな人からそこまで興味のない人、
大人から子供まで楽しめる上にいつ行っても空いているのがいいところだ。

芸術の秋、旅先での過ごし方。

旅行中はホテルやairbnbを活用して宿泊場所を探すが、
自分の家ではないところで寝泊まりを続けるのもなかなか体力的に疲れるもの。
今回の旅でも宿泊したホテルやairbnbで、ベッドが柔らかすぎたり
枕の張りが強すぎたりと、自分に合わない環境が続き
その後首や肩にとんでもないダメージがあり、
治るまでに1週間くらいかかってしまったのだ。
こういう時に自分の家の寝具がいかに快適であるかということを再認識させられる。
なんなら今後はせめて枕だけでも真空パックに入れて旅に持ち歩こうかと
本気で考えさせられる事態だった。
そんなことがあった後、コペンハーゲンの家に帰ってきて、
この光景を見るととても落ち着くのだ。
まるでふわふわの雪の中に飛び込むように、
ノルディックスリープのクッション達に身を投げるのが
私なりのHyggeな時間になっている。

芸術の秋、旅先での過ごし方。

色んな寝具を試した結果、自分には硬いマットレスと低くてエアリーな弾力のある枕に、
ふわふわの布団が心地いいのだということがわかった。
最近はもっぱらノルディックスリープのクッションを4つくらい並べて、
寝返りしてもどのポジションでもふわふわ、という状況にハマっていたのだが、
新たに導入したノルディックスリープのピロー “ミディアム ロー”は
まさに低めで尚且つ程よい弾力があり、ちょうど良い姿勢を保てるのですんなり寝つき、
短時間で質の良い睡眠が取れている。
高さがありすぎたり弾力のありすぎる枕は、肩こりの原因になるだけでなく、
首をまっすぐに保てないことでシワの原因にも繋がるので、
まるで何も置いてないかのように首回りに負担の無い
エアリーな弾力のある枕はちょうど良いのだ。
こうして大人になってくると色んなこだわりが尽きないが、
うちに遊びにきた彼女は純粋にこの枕やクッションの感触がとても気に入ったようだ。

芸術の秋、旅先での過ごし方。

これらのクッションはまるで魂が宿っているかのような包容力があって、
うちに遊びにくる大人から子供達にまで愛されている。

芸術の秋、旅先での過ごし方。
Natsuko Natsuyama
東京で数年間のモデル活動後、2014年から拠点を海外に移す。
バンコク、シンガポール、上海、NY、ミラノ、LA、ケープタウン、ベルリンと次々と住む場所、仕事をする場所を変えていき、ノマドスタイルとモデル業の両立を実現。
2017年からコペンハーゲンと東京をベースに「旅」と「北欧」の魅力を伝えるライターとしても活動している。

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